STREET ORGAN-bland-

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その昔、田園詩というブランドの中に、ストリーオルガンというブランドがありました。私は、田園詩よりも、若い人が着る、丈の短めのスカートやワンピースが展開されているというイメージを持っていました。

原宿にあった路面店は、扉を閉めると外の喧噪が嘘の様に、静かで夏でもひんやりと涼しく、落とし気味の照明は、田園詩・ストリートオルガンのブランドイメージを盛り上げていました。

うす暗い店内に目が慣れてくると、無造作にカゴに入れられた、アンティークレースの切れ端など、デパートのアパレルショップでは見かける事の無い、不思議な雰囲気に気がつきます。その半端なメーターのレースは、すぐ横の商品についているレースと同じ物であったりするのです。

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上京する度、友達とこの店を訪ねたものです。
大きな買物をするには、若すぎる頃でしたし、旅行先でしたので、小さなものばかり。雰囲気だけを味わう事も多々ありました。

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そんな時代に、購入したのが、この上の生成りのドロワーズ。
もっぱらPINK HOUSEに傾倒していた時でしたので、防寒として、自己満足として使用していました。誰にも見られる事がアンダーウエアに、こんなに豪華なレースを使用したもの。これは私にとって今までに無いとても贅沢な行為でした。